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【SVS3】セグカミラッシャクラシカル【最終レート2005】


1.【先付】


どうも、紅茶ラテ(@koutyaratte)です。
S3ランクマッチに参加してきたところ、2000に載ったので記念に記事を書きました。
オフや来期でも使う気がしましたが自己顕示欲には勝てませんでした。
戦績は最終レート2005で1110位、99勝62敗勝率61.5%でした。

 

 

 

2.【構築経緯】


構築がない構築がないと嘆いていたところ、FFのヒエンさんが下記の構築記事をアップしており、これを試用してみた。その結果として、やや自分のプレイングと適性が合わない部分があるものの構築自体のパワーが高く強力であると考えたため、これを自分のプレイングに併せて改変して戦い続けることとした。

https://gekkoug-hh.hatenablog.com/entry/2023/02/20/175752

その際、コンセプトとして
・対面性能を高くまとめて少数のクッションでそれらを補佐することで、選出段階での抑制を受けにくくする。
・至る所から崩しを入れて相手の想定と余裕を崩す。
・一般的な安定択に対する崩しを入れて相手の悪手を主張する。
この3つを設定し、相手の受けを崩して駒を通す古典的な攻撃を軸としたことから構築名を名付けた。

 

 

3.【個体解説】

 

3-1.【セグレイブ】

セグレイブ @突撃チョッキ 熱交換 電気
191(4)-216(252+)-112-xx-106-139(252)
氷柱針・巨剣突撃・テラバースト・氷の礫

 

ほぼ元記事通りの個体。準速個体はミラーに強気に出れてキノガッサを恐れなくていい点がとてもグッド。攻撃範囲の広さと対ヘイラッシャへの安定打点を持てる点を評価して電気テラスで採用。
テラスを切りたくない対面があることからセグレイブを後続に置くパターンが上位帯で流行っていたが、この構築では基本的にテラスを切る優先度が高いことから普通に初手投げしていった。
チョッキはあるがテツノドクガの炎テラス眼鏡オーバーヒートで即死することは留意して立ち回る必要がある。

 

 

3-2.【ハバタクカミ】

ハバタクカミ @ブーストエナジー 古代活性 炎
131(4)-xx-75-187(252)-155-205(252+)
ムーンフォースシャドーボール・マジカルフレイム・身代わり

 

配分を元記事からCSぶっぱに変更。
ブーストエナジーハバタクカミミラーで速度負けするのがあまりに不快だったためCSぶっぱ。
同タイプとの打ち合いやジバコイルハッサムを焼くための炎テラス。
身代わりや炎テラスマジカルフレイムがあまりにも強かった。
元記事では入れ得ポケモンとされていたが、本当に同意。

 

3-3.【ヘイラッシャ】

ヘイラッシャ @食べ残し 天然 草
255(236)-121(4)-149(4+)-xx-116(244)-58(20)
ウェーブタックル・地割れ・欠伸・身代わり

S:12振りキョジオーン・ヘイラッシャ抜き

 

元記事から耐久を少し削ってSに振りつつ、守るを身代わりに変更した個体。キノガッサに嵌められないための草テラス。
セグカミラッシャミラーにおいて初手セグレミラーからお互いにラッシャにバックしたとき、身代わり+欠伸or地割れで一方的に崩しに行くことで自然なクッションバックを悪手として主張できる。相手の裏にロトムなどの浮いている+ボルチェン持ちがいる場合はこちらの手を咎められるがその場合は裏のハバタクカミやマスカーニャの通りが良いことが確定するので、別のゲームプランで勝ち切ることができる場合が多い。
また、Sを20振ることで飛行テラスや身代わり以外のキョジオーンに対しても対面から緩く崩すことができ、飛行テラスに対してはセグレイブが通るのでキョジオーンを見ただけで後述するサーフゴーの選出が強要されないように設計した。

 

3-4.【カイリュー

カイリュー @ゴツゴツメット マルチスケイル 鋼
191(196)-xx-156(212+)-120-120-113(100)
流星群・炎の渦・アンコール・羽休め

脳死でパクったため調整意図不明

 

元記事から丸パクリ。
強さが言語化できずしっくりこなかったが、かと言ってこの枠に入る強い駒を思いつかなかったのと元記事の役割対象に対しての明確な勝ちイメージができなかったので取り敢えずそのまま使っていた枠。
強くはあったがやっぱりよくわからない。対物理のクッションのほか、渦アンコで緩く崩せることも覚えておくと便利。

 

3-5.【マスカーニャ

マスカーニャ @気合いのタスキ 変幻自在 悪
151-162(252)-90-xx-91(4)-175(252+)
トリックフラワー・叩き落とす・けたぐり・不意打ち

 

元記事から技構成を挑発からけたぐりに、特性を新緑から変幻自在に、テラスタイプを悪タイプに変更。
ヘイラッシャとサーフゴーの崩し性能向上に伴って、挑発を切ってセグレイブ入りに初手投げ可能なけたぐり変幻自在で採用。テラスは不意打ちの火力向上が目的の悪。対面駒の中で唯一テツノドクガに対面から勝てる駒。初手でも後続でも強いので選出回数は多め。

 

3-6.【サーフゴー】

サーフゴー @隠密マント 黄金の体 飛行
163(4)-xx-115-185(252)-111-149(252+)
シャドーボール・ゴールドラッシュ・悪巧み・自己再生

 

元記事から持ち物を隠密マントに、トリックを自己再生に、テラスタイプを飛行タイプに変更。
受け崩しが苦手なので、崩し特化の個体に変更した。テラスは地割れワンチャンで発狂するのを防ぐ狙い。ハピナス意識だと格闘気合玉の方がいい気もするが結局あまり使わなかったので諸説ある枠。受けを崩すプレイングがうまい人は絶対に元記事のスカーフ個体を使う方がいいし、この型使うにしても控えめの方が絶対良い。

 

5.【選出】

 

vs受け以外の場合
セグレイブorマスカーニャorハバタクカミから先発を含む2体+ヘイラッシャorカイリュー

 

vsテツノドクガ入り
マスカーニャ、ヘイラッシャ、セグレイブorハバタクカミ

 

vs受けの場合
先発+サーフゴー@1

 

6.【全体の感想】

強力な構築をひな型にして自分の使いやすいコンセプトを練りこんでアレンジする形で作られた構築であったが、元の構築の骨格がかなりしっかりしていたことから、完成度が高いものに仕上がったと思う。巨人の肩の上に立つとはまさにこの事だと思った。
反面、カイリューの枠など、自身の適正とジャストマッチした構築とは言えなかったので、多少完成度を落としても適性に合う改良を施す必要があるように感じた。加えて、眼鏡テツノドクガなど一部のトレンドに対して解決可能なアイデアが不足している。たぶん似た構築を次も握る気はするが色々と反省していきたい。

 


7.【スペシャルサンクス】

・元構築の記事を書いてくれた+色ハバタクカミをくれたヒエンさん

・ニャオハをくれたすうぇさん

・天国からドロポン避けの加護をくれたキングドラ一同